書評 - もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら

なかなかマニアックな本ですね。

タイトルの通り、どこでもドアやタケコプターが、もしひょっこりと発明されたらと言うifを妄想し、そこから経済の話へと繋げています。

ドラえもん見たことありません!!だと、さすがにきついとは思いますが、道具に関する説明もあるので、道具自体を知らなくても大丈夫だとは思います。

例えば、タケコプターが発明されると、タケコプター保険が出てきて保険業界が儲かるとか、モーター部品開発の為に精密機器メーカーが儲かるとか、そういう感じのお話が語られています。

空想科学読本の経済版って思うとちょうどいいかもですね。

視点を変える、客観的に物事を見る、そういうところが育ちそうな感じです。

好奇心を忘れさせない一冊だと思います。