草食系ベンチャー
この先10年ぐらいできっと注目されるキーワードになると思っています。
初めてこのキーワードを見たのは、今年の2月。
元記事は、もうなくなちゃったみたいですが、別ページから定義を引用してみます。
・あまりガツガツしない。
・ムリに売り上げをふやなさい。
・割と優秀。
・お金より自分らの居心地や目的を重視。
・IPOとか上場なんか考えていない。
・社長は20代でスーツをあまり着ない。
・「もっと稼げるんじゃないの?」ということをあえてやらない。
・ベンチャーキャピタルが来ても、出資を受け入れないことも多い。
・大企業から大きな金額の案件が来ても、あまりやりたいことと違うとあっさり断る。
・規模拡大もそんなに考えていない。10人以下でまったりしてる。
この定義が全てだとは思いませんが、不況になると起業家が増えると個人的に感じており、今後、こういった形での起業は増えると思います。
そんな中、ちょうど9日付の日経ビジネスに草食ベンチャー(「系」がない)と言うキーワードがありました。
その記事の中では、草食ベンチャーをこう説明していました。
半径1mのところから得た発想を社会貢献に結びつけ、高い志と無理のない経営努力で、できれば世界を変えたい。
きっと団塊世代や肉食系な方から見れば、ゆるさや甘さといったものを感じるかもしれないですが、そういった世代の子供たちだからこそ、そういった世代を見て育ったからこそ、逆にゆるさを求めるんじゃないでしょうか。
誤解を恐れず言えば、家庭を顧みずに仕事に精を出した父親を見てきたからこそ、自分は家庭的になりたいと思い、草食系男子なるものが増えてるのだとも思います。
さて、日経ビジネスでは、こういった草食ベンチャーと社会起業ブームが繋がっているように思える。とありました。
社会起業とは営利第一でなく社会貢献を目的とする。
最近の環境問題ブームやITベンチャーでは労働問題なんかも取り沙汰される中、社会起業家がもっと増えれば、国民の幸せ度は更に上がるんじゃないかと思いました。