仕様変更

私は今いている業界しか知らないのだが、この業界は、かくも仕様変更が多いように感じる。
リリース1日前に仕様変更の指示がやってくるのは、日常茶飯事。
私が経験した中で最も短かったのは、リリース2時間前だ。
リリースまでに出来るだけ良いものをと言うのは分かるが、技術屋からすれば、ある程度、「寝かす」期間が欲しいものだ。
そうでなければ、達成感を噛み締める時間も安心感で心を満たす時間もなくなり、心はますます荒廃していく。
そして、リリースしても止まらない仕様追加・変更。
もちろん、断る技術と言うのも重要だが、何も気にせず(気にしてるのかもしれないが)やんや言ってくるユーザ企業もどうなんだって思う。
今や要件定義をユーザ企業が作らないのは当たり前で、ベンダが作るのが常識になっている。
(昔がどうかとかは知らないですけど・・・)
ベンダが作って、それをユーザ企業に確認してもらう。
そんな流れがよくあることなのだが、ベンダが要件定義を作るなんて、本末転倒だ。
本来、システム化する為の目的は、ヒューマンエラーによるリスク軽減やマンパワーによる作業の自動化にある。
それなのにその実情を知らないベンダが要件定義を作る。
ユーザ企業が、その実情をよく知っているのだから、本当にいいものなんて、ユーザ企業自身が要件定義を作らないと出来ない。
その為に作った後も仕様変更やらが頻発するのだろう。


まぁ、ユーザ企業はシステムの事知らないから仕方ないんですけどね・・・。


運用をしていない人間が自動化ツールを作ったって10%も役に立たないだろうから、私は運用をしながら作るべきだと常々思っている。


何となく書き殴ってみました。